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就職難の背景

結論から言いますと、「臨床検査技師」を希望しての就職活動は厳しいということを覚悟しておいたほうが良いでしょう。「医療系資格は就職率が良い」というのが従来の見方でしたが、現在は、さまざまな「技師」、薬剤師、医療事務の人員は飽和状態にあり、就職率が下がっているのが現状です。かといって、極端に悪いと言うわけではありません。資格雑誌などには、「需要は安定している」と書かれているようですが、最近の新卒の平均就職率は60%ちょっとというところで推移しています。もちろん、この数字は出身大学や専門学校によっても違ってきますし、どのような職種を希望するのかによっても難易度が変わってくるでしょう。

臨床検査技師として就職するとなると、病院か検査会社が主になります。主要な就職先であった病院での需要が減ってきているのが、臨床検査技師の就職難を招いている最大の原因です。その背景には、医療機器の発達や検査の自動化によって必要な人員が減ったこと、経営難の病院が増え、それによる規模の縮小や病院数の減少にともなう技師増員も減少していること、検査センターと異なり肉体的に負担が少なく、福利厚生も安定している職場なため、結婚・出産しても辞める人が少なく補充の募集がなかなか出ないことなどが挙げられます。また、新卒は研修をしなければならず、検診の多い4月では即戦力とならないため、経験者が優遇されるという事情もあるようです。

病院経営のスリム化・効率化といった面から、検体検査の外注が増加しているため、検査センターの求人は増えているかと思うかもしれませんが、こちらも厳しい状況であることに変わりはありません。正社員を極力少なくしてあとは契約社員やパートでまかなっているのが現状です。しかも、検査会社では必ずしも資格が必要ではありません。従事する人には、薬剤師や化学・生物系の学部を卒業した人も多いようです。資格の有無というよりも、個人の能力が勝負となるでしょう。さらに、検査会社は迅速対応するため、24時間体制で夜勤もありというところがほとんどですから、体力的にも厳しいことは覚悟したほうが良いでしょう。

ここまで読んで、臨床検査技師の将来については不透明と不安を覚えた方もいるかもしれませんが、逆に言えば、それだけ可能性もあるということです。実際、臨床検査技師の知識を生かした活躍の場は、病院だけでなく、研究部門がある企業(医薬品関係・食品関係・化粧品関係)などへ幅広く求めることができます。資格があるということが「絶対の強み」ではありませんが、「あって損をする」ものではありません。自分が、その資格をどのように生かしたいかを考えて就職活動に臨むことが、良い結果に結びつくのではないでしょうか。


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